巨人井納翔一投手(35)が29日の2軍交流戦・阪神戦で3回2/3を投げ、3安打1失点2奪三振の投球を見せた。

5回に2者連続死球から失点も、プロ9年目で新たに身につけたシュートには手応えを口にした。「シュートが自分の物になるように、思った通りに操れるように徐々になってきている。もっと精度を上げていきたい」。6回2死一塁では、右打者・長坂の内角をえぐるシュートでバットをへし折り、三ゴロに打ち取った。FA右腕の投球を詳報する。

【4回】

1死から先発メルセデスに代わって2番手で登板。

5番小野寺 フォークで遊飛

6番中谷 四球

7番高山 左飛

【5回】

8番長坂 高めカットボールで二ゴロ

9番遠藤 死球

1番北条 死球

2番島田 外角シュートを中堅へ適時二塁打

3番板山 低めスライダーで二ゴロ

4番井上 フォークで右飛

【6回】

5番小野寺 フォークで三直

6番中谷 外角スライダーを中前打

7番高山 内角低めカットボール、“インカット”で空振り三振

8番長坂 内角シュートでバットを折り三ゴロ

【7回】

9番遠藤 内角直球で中飛

1番北条 フォークを左前打

2番島田 144キロ直球で空振り三振

3番板山 外角低め146キロ直球で二ゴロ