今月9日以来の先発出場となった阪神糸井嘉男外野手(39)が先制2ランを放った。

2回1死三塁から西武平井の甘く入った139キロフォークを捉えると打球は一直線に右翼席へと飛び込んだ。「昨日の満塁で打てなかった悔しさを絶対に晴らしてやろうと思っていました。最高のバッティングができました」と喜んだ。

この日は「7番指名打者」で今季3度目のスタメン出場。先発出場したゲームでは3試合連続の本塁打。前日29日は1点を追う7回2死満塁の場面で代打出場し、空振り三振に倒れていたが、その悔しさを胸に、プロ初先発のマウンドに上がった村上頌樹投手(22)を援護した。