DeNA今永昇太投手(27)は、6回7安打1失点と好投したが、昨年8月以来の白星とはならなかった。

4四死球と毎回走者を出しながらも粘り、3回の犠飛による1失点に抑えた。「ストレートの球威が落ちてからもスライダーとチェンジアップを低めに集められ、また野手の方に助けてもらいながら抑えることができました。(伊藤)光さんがうまくリードしてくれました」と振り返った。

昨年10月の左肩手術から復帰し、1軍では中6日で今季2試合目。初回に最速146キロを記録した。6回には140キロ前後まで球速が落ちたが、相手の拙攻や味方の好守にも助けられた。92球で交代させた三浦監督は「前回に比べてだいぶ良くなった。走者を出しても自分のボールを投げられていた。球の力もあったし、ボールをコントロールできたのが一番変わったこと」と評価した。登板間隔は状態次第だが、今後も先発ローテーションで回る予定だ。【斎藤直樹】

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