DeNA打線は14安打を放ち、最終回に2点を奪ったが、届かなかった。

「恐怖の8番」大和が3安打で今季初の4打点。3回2死二、三塁で「自分のバットでランナーをかえすんだと強い気持ちを持って打席に入りました」と2点中前適時打。9回にも2死一、二塁から右前へ2点二塁打を放った。これで得点圏打率は驚異の4割2分3厘となった。

大和がけん引した打線は、最終回に5番手のフローレスを打ち込み、守護神の益田直也を引っ張り出した。三浦監督は「クローザーを出したところは明日につながると思う」と評価した。

この日は2番を打っていた伊藤光が、左手首の打撲で欠場した。2番には嶺井博希捕手をプロで初めて起用。嶺井は2打数1安打1四球とつなぎ役をこなした。だが、全体では12残塁。三浦監督は「チャンスはつくれている。毎回打てるわけではない」と話した。