阪神近本光司外野手(26)が、9回に決勝の適時三塁打を放った。
2死走者なしから9番梅野が四球で出塁し、近本への2球目に二盗を決め、送球がそれる間に三進。近本は追い込まれてから、楽天松井の128キロスライダーを捉え、一塁線を破った。
8回に藤浪が同点弾を浴びた直後の決勝打。頼れる背番号5がチームを救った。
近本は5打数3安打1本塁打3打点。ヒーローインタビューでは「『よっしゃ~』っていうね、声が出ちゃいましたね」と笑顔で会心の一撃を振り返った。
近本のヒーローインタビューでの一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-9回同点で梅野がチャンスを作った
近本 いやもうね、気持ちがちょっと出ちゃって。抜けた瞬間に「よっしゃ~」っていうね、声が出ちゃいましたね(笑い)
-ビジターだが多くの拍手が起きた
近本 ホームグラウンドのようにたくさんの方にお越ししていただいて。すごく力になりましたし、こういう風に3連勝できて、いい交流戦の締めができたなと思いました。
-3度梅野の四球から打席が回ってきた
近本 先頭で塁に出るっていうことが少なかったんで、2死からでも塁に出て、また梅野さんが3回も塁に出てくださったんで。なんとしても後ろにいいバッターが続くんで、後ろにつなぐ気持ちで、打席に入りました。
-5回の本塁打を振り返って
近本 本当に真っすぐの速い投手で、なかなか打てていない状況だったので、「真っすぐだろうかなあ」と思いながら、しっかり振り切ることができたので、内容としても良かったですし、また逆転でチームの流れも持って行きたいと思っていたので良かったです。
-ビジターの6連戦で6連勝
近本 まあ勝ってよかったですね、はい。
-貯金は大台の20でセ・リーグとの対戦に戻る
近本 少し休んでジャイアンツの3連戦から始まるんですけど、本当に倒さないといけない相手ですし、勝たないといけない相手なので。しっかり休んで、いいスタート切れるように頑張っていきたいと思います。