ソフトバンクはリーグ再開初戦も敗れ、交流戦から4連敗。5月14日以来、約1カ月ぶりに3位に転落した。試合後の工藤公康監督(58)の一問一答は以下の通り。

-石川の投球について

工藤監督 ちょっと球数も多かったし、多少、落ち着いたのが4回くらいかなというのはあったんですけど。でも、6回で2失点というのを悪いとは思わないです。そういう中でもなんとか2点で、というのがあったかなと思うので。石川君を責めるようなことはないと思いますよ。

-また打線の援護がなかった

工藤監督 見ればね、そうなっちゃうんだけど。(石川が)ベンチを出る前にすみませんという一言があったのは、ホームランというところじゃないかなと思うので。だとしても、それは次に生かすことが大事だと思うので。6回2失点、最低限という言葉は使ってほしくはないですけど、しっかり役割は果たしてくれたと見ています。

-打線が苦戦

工藤監督 上沢君の調子がいいとは思ってないですよ。ここというところはさすがだなと思うところはありますけど、彼にしてはボールが高かったので。と思いますけど。

-チャンスであと1本

工藤監督 いつも言うように、1本が出ていれば苦労はしていないので。まあそこがしっかり出るようにね。4日間空いたので、コンディショニングが悪いという風には思わない。そこをまた反省して、最初から自分の狙っている球とか、しっかり打ちにいけるようにと思いますよ。

-最終打者の長谷川が悔しがっていた

工藤監督 悔しがる姿は、それは大事なものだと思います。打てなければ悔しい、くそ、と思って明日を迎えるということは大事だと思うのでね。それだけ1打席に対する思いが強いというふうに、ぼくらはとらえている。全然悪いことではない。むしろ、他の選手も同じように悔しがってほしいとは思いますけど。性格もあるので。みんな思っているところは一緒だと思うので。これが明日に生きてくれれば。まだ始まったばかりだし。考えてうんぬんより、明日のためになるならいくら考えてくれてもいいと思う。明日のためにならないことをうだうだ考えてほしくはないので。終わったことを反省して、次につなげることが大事。143試合あるので。今がダメだから、もうダメだとかはないでしょう。まだ半分も行ってない。くよくよすることはないので。明日につなげられるように。

-救援陣が好投

工藤監督 いいピッチングでしたよ。嘉弥真も良かったし、田浦も良かったし、津森も良かったし。この4日の中で休養も取れたでしょうけど、今日に向けてというところがしっかりできた。また明日以降、しっかり頑張ってくれればと思います。