楽天が2年ぶりの5連敗でオリックスに同率首位に並ばれた。相手先発宮城に封じられ、今季3度目の完封負けを喫した。

2年目左腕の巧みな投球術に翻弄(ほんろう)された。140キロ前半から中盤の直球、スライダー、カーブ、チェンジアップの組み合わせにタイミングが合わない。7回までは4安打で二塁すら踏めなかった。8回に先頭銀次の左前打などで2死一、二塁と好機をつくったが、鈴木大が二ゴロに倒れた。

宮城と同じく新人王候補に挙げられる先発早川は、5回まで5安打を許しながら無失点としたが、6回にモヤ、ロメロの適時打などで3失点と崩れた。

楽天の5連敗は10連敗を喫した19年7月8日オリックス戦以来2年ぶり。宮城には前回対戦の4月4日も8回無得点に終わっており、計16回無得点となった。