西武ホールディングスの定時株主総会が22日、所沢市内で行われ、取締役4人と監査役1人の選任が議決された。

株主からの質問や意見で、西武球団に関する話題は挙がらなかった。過去の総会では15年に「ドラフトで森選手を獲得してくれてありがとう」と株主が感謝を述べる場面や、Bクラスが続いた翌年には「強化とは具体的に何をやっているのか」「監督コーチを外部から呼ぶ考えはないのか」と追及する場面もあった。昨年は「松坂投手を早く投げさせて」との要望があった。

チームは辻発彦監督が就任してから昨年まで、リーグ2連覇含む4年連続Aクラス入り。今季は交流戦を勝率5割で終え、借金1のリーグ5位ながら首位オリックスまで3・5ゲーム差に付けている。