DeNAがピンチを迎えた。伊藤光捕手(32)が6回の守備中に途中交代した。

1死一塁から打者石川が中飛を打った後、山本と交代した。三浦監督は「腰に違和感を訴えたので交代しました。あのイニング中に訴えました。トレーナーが治療中です」と説明した。

伊藤光は左ふくらはぎ痛で開幕1軍を逃したが、5月18日に1軍昇格した。同21日から8番捕手でスタメン出場。交流戦からは1試合を除き、2番捕手として出場を続けていた。今季スタメン出場した試合は、11勝11敗3分けの勝率5割。それまでの勝率2割8分9厘(11勝27敗6分け)から、チーム成績を大幅に改善していた。

これでDeNAは巨人戦で開幕から9戦未勝利(6敗3分け)となった。これは開幕10連敗した1989年(平元)以来32年ぶりの屈辱。当時は11試合目に富山(球場は県営富山)で連敗を脱した。23日は富山(球場はアルペンスタジアム)での試合。同じように連敗を脱出できるか、注目される。伊藤光の出場可否は、1つのキーポイントになる。

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