阪神青柳晃洋投手(27)の東京五輪侍ジャパン代表メンバー内定を祝って、地元の神奈川・川崎市の南武線平間駅の駅前に、白地に青の文字で「川崎工科の星 青柳晃洋選手」と記した横断幕が掲げられている。

青柳を川崎工科時代から応援し、普段からメールでやりとりするという平間駅近くのジュエリー店、Pitの三浦尚敏社長(63)が発起人。「侍ジャパンに内定して、これは作りたいな、応援したいなと」。地元の4社が協賛して21日から掲出を始めた。青柳には伝えていなかったが、SNSを通じて知った本人から三浦社長に感謝のメールが届いた。

この日、同社のツイッターで横断幕の画像を投稿すると、いいね数は500を超え(23日午後6時現在)、多くの虎党から温かいメッセージが届いた。中には一眼レフで撮影に来るファンもいたという。三浦社長は「地元の盛り上がりはすごいです! 本当に青柳さまさま」。前日22日に6勝目を挙げ、防御率は両リーグトップの1・96と好調な右腕。その地元川崎は「青柳フィーバー」に沸いている。

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