日本ハム栗山英樹監督(60)が試合前、草薙球場に設置されている沢村栄治像とベーブ・ルース像の元を訪れた。

同球場は1934年(昭9)に開催された日米野球で、沢村が初来日となったルースから三振を奪うなど9回1失点と好投した場所で、3年前に訪れた時も訪問している。

栗山監督 力をもらえるっていうか、こういうものがとてもワクワクしたりドキドキしたり、ありがとうと思える。子どもの時に思った気持ちを忘れないように、ちゃんとやりたいと思っているだけ。こういう先輩方に敬意とか、そこにあるものが気にならなくなっちゃったらオレは終わりだと思っているから。子どもっぽいけど、本当に野球に感謝して、こういう先輩方がいてくださって。それこそベーブ・ルースがいなかったら今の野球はなかったかもしれない。我々、メシも食えなかったかもしれないと思ったら…この気持ちがなくなったらオレは辞めた方がいいよね。

栗山監督は偉大な先人たちへの敬意を示し、3年ぶりに行われる静岡での試合へ向けて、気合を入れた。