ヤクルトは首位阪神追走へ、痛い連敗を喫した。

4連勝で勢いに乗って臨んだ巨人との3連戦。25日の初戦は先発石川が4回2/3を5失点で落とし、この日の小川も悪い流れを断ち切れなかった。1回に2点の援護をもらうも、2回に大城に2点適時二塁打を浴びて同点。3回に4点を失い、突き放された。エースが2回1/3 6失点でKOされ、高津臣吾監督も「細かいコントロールはできていなかったように見えた。神宮で、長打力あるバッターがそろっているので丁寧にいきすぎた感じもする」と表情を曇らせた。

23日広島戦ではサイスニードが3回2/3を5失点。直近4試合でリリーフをのべ15投手つぎ込んだ。救援陣の3連投は避けてはいるが、疲労はたまっていく。その状況下で、先発がブルペンを助けられない試合が続く。指揮官は「いろんなことを考えて継投をしないといけない。早い回で先発が降りると、いろんなところに負担がかかってくる」と懸念した。

防御率0・96でブルペンを支えていた近藤が、右肩肉離れで離脱。守護神石山は不調でファーム調整中。先発も、リリーフも、厳しい台所事情での戦いが続く。【湯本勝大】

▽ヤクルト小川(2回1/3を6失点で自身2連敗) 何もありません。