楽天田中将大投手(32)が5日、「マイナビオールスターゲーム2021」に監督推薦で選出された。

日本の球宴出場は8年ぶり7度目。球宴第2戦は楽天の本拠地楽天生命パークで開催されることもあり「自分たちの本拠地でゲームが開催されるということは知っていたので、チャンスがあれば出たいと思っていました。そのタイミングで、監督推薦で工藤監督に選んでいただけて、とてもうれしいです」と喜んだ。

前回出場時は24歳。今回は年下の選手も多く出場することもあり「ベンチとかに行ったりすると時の流れを感じるとは思う。話したことない選手がたくさんいるので、いろいろコミュニケーションを取りながら、いろんなところにアンテナを張り巡らせながら、自分に何か生かせるものがあったら取り入れてやっていきたいなと思います」と交流を楽しみにした。

対戦したい選手には「誰が出るのかちょっと知らないんですけど…」と苦笑いしながら「打順の巡り合わせもあるとは思いますけど、いいバッターしかもちろん出てこないと思うので、ファンの方々が喜んでくださるようなパフォーマンスを出すことができればいいかなと思います」と好打者との対戦を心待ちにした。

また、楽天からは監督推薦で則本昂、島内、宋家豪、小深田が選出された。則本昂は4度目、島内、宋家豪、小深田はそれぞれ初出場。ファン投票で浅村、松井、選手間投票では浅村が選出されている。

▽楽天則本昂 普段通りにやりたいと思います。楽天生命パークでもやりますので、東北のファンの皆さんに楽しんでほしいですね。

▽楽天小深田 しっかり、今までしてきた自分のプレーができればと思います。全力プレーで頑張ります。

▽楽天島内 松山に行ってからすぐに向かいたいと思います。ぜひ僕のグラブさばきを見てください。

▽楽天宋家豪 未対戦の打者との対戦が楽しみです。オールスターはお祭りだと思いますので、とにかく楽しみたいです。