ロッテ井口資仁監督(46)が15日、安田尚憲内野手(22)について「打つことに関しても守備に関しても、もっともっとやってもらわないといけないと思います」と後半戦での奮起を促した。

開幕戦から33試合連続で4番で起用され、一時期は打点でリーグトップに立った。しかし、調子が上がりきらず、打率2割4分台で前半戦が終了。遊撃のエチェバリアが日本の野球に慣れ始め、藤岡が三塁に回ることで、安田のスタメン機会が減ってきた。

井口監督も「彼の中では一番アピールするところは打撃だと思いますし、そこを今以上に上げていかないと、なかなかスタートは見えてこないのかなと思います」と期待の大砲の現状をシビアに評価する。ここからの約1カ月間は2軍戦での調整も含め、万全の状態で後半戦開幕を迎えることが求められそうだ。