ソフトバンク工藤公康監督(58)が1日、ベテラン陣に結果を求めた。

この日はペイペイドームで全体練習を行い、3日からのエキシビションマッチ巨人戦に向けて「残り5試合しかないので、その中で結果を求めてほしい。投手の球を見て、5試合で合わせればいいや、じゃなくて。結果が出なければ、(後半戦)最初から使われないというケースにもなり得ます。ベテランといえども」と厳しく話した。

ソフトバンクは7月28日からすでにエキシビションマッチ4試合を戦っているが、松田宣浩内野手(38)や川島慶三内野手(37)らベテランは参加せず、本人たちにある程度の調整を任せる形になっていた。その中で、チャンスをもらった若手らがアピールし、砂川リチャード内野手(22)や新加入のダリエル・アルバレス外野手(32)は継続して1軍に残っている。侍ジャパンとして東京五輪に出場している柳田悠岐外野手(32)、甲斐拓也捕手(28)、栗原陵矢捕手(25)が戻ればさらに1軍のイスは狭き門になる。後半戦での逆転優勝のためにも、より一層の競争を求めた。