阪神矢野燿大監督(52)が不測の事態も柔軟に対応する考えを明かした。

リーグ戦の中断期間を利用して一時帰国していたガンケルとアルカンタラ、スアレス、マルテ、ロハスの外国人5選手は7月25日までに全員が再入国し、自主隔離期間を経て近日中にチームに合流する見込みだ。ただ「マルちゃん(マルテ)、ロハスとかも、ちょっとどうなるか調整段階が分からない」とし、後半戦再開となる13日広島戦からの出場は未定となっている。

幸いにも前日1日の西武戦で3安打したベテラン糸井は今エキシビションマッチで打率7割1分4厘と好調。指揮官は「臨機応変にいかないといけない」と準備を進める。

○…金村投手コーチは近日中に合流するガンケル、アルカンタラの起用について状態を確認してから判断する考えだ。今季6勝のガンケルが後半戦再開から先発ローテ入りするか問われて「合流して体を動かしてコンディションを見ながら(の判断)になる」と説明。中継ぎ転向のアルカンタラも同様とした。