ソフトバンク工藤公康監督(58)が12日、逆転Vに自信を見せた。13日の日本ハム戦からリーグ戦が再開。この日はペイペイドームで全体練習を行い「チーム全体のレベルアップができた。いい1カ月だったと思う」と、五輪中断期間を前向きに振り返った。

9試合を戦ったエキシビションマッチでは、東京五輪に出場していた柳田らが不在だったこともあり、新たな戦力を試すことができた。「分厚さ的なところは上がってきている。中堅、ベテランも脅威に感じる若手が出てきた。チーム内でも出る、出られないがあるだけで違う」と競争意識の高まりを喜んだ。

投手では右肘故障で19年以来1軍登板のなかった甲斐野が復帰し、勝ちパターンの継投に入る可能性がある。先発候補としてスチュワートも経験を積み、リザーブとして控える。野手では新入団のアルバレスが結果を残し、後半戦1軍スタートが濃厚。リチャードは2軍スタートにはなったが、全試合4番で2本塁打を放つなどアピール。工藤監督も「来たときと評価は変わった」と、後半戦の戦力に成長したことを認めた。

勝率5割で4位というところから、逆転優勝を狙う。指揮官は「明日からの試合を全部勝つつもりで。難しいけど、それくらいの気持ちで集中していくことが大事。1試合1試合、とにかく先のことを見ないで、この試合、この日、この1球、この1打に集中してほしい」と力強く話した。【山本大地】