東京オリンピック(五輪)金メダリストの阪神梅野隆太郎捕手(30)が京セラドーム大阪で広島戦前に行われたシート打撃で左翼へ本塁打を放った。
悪天候などでファームでも登板機会がなかったジョー・ガンケル投手(29)伊藤将司投手(25)、ジェフリー・マルテ内野手(30)の実戦感覚を戻すために組まれた。その中で侍ジャパンから戻ったばかりの梅野も参加。ガンケルには投ゴロだったが、左腕伊藤将と対戦した2打席目の5球目直球をとらえると、左翼席の看板へライナーでぶち当てた。
捕手の真後ろではネット越しに矢野監督ら首脳陣も見ていた。侍ではスタメン1試合と出場機会は少なかった梅野だが、後半戦開幕へ向け状態のよさをしっかりとアピールした。
◆シート打撃の結果は以下の通り
▼ガンケル1度目 打者6人に対し21球、無安打1四球
梅野 投ゴロ
原口 左飛
木浪 空振り三振
マルテ 遊ゴロ
島田 右飛
山本 四球
▼伊藤将 打者5人に対し21球、3安打
梅野 左本
原口 右飛
北條 中越え安
マルテ 左安
島田 二ゴロ
▼ガンケル2度目 打者5人に対し20球、1安打
木浪 中安
山本 一ゴロ
北條 投ゴロ
マルテ 二ゴロ
島田 一ゴロ