東京五輪で金メダル獲得に貢献したオリックス吉田正尚外野手が、後半戦開幕弾を放った。

3点リードの5回無死一塁、初球106キロのカーブを捉え「甘い球が来たらどんどんいこうと思っていました」と右翼スタンドに18号2ランをたたき込んだ。タイミングを外されたが、1度打席でピタッと止まってのアーチに「キレずにボールの内側をうまく打てた」と振り返った。

チームに合流した11日は志願のウエスタン・リーグ広島戦(オセアンBS)に出場。この日は、1打席目に左中間二塁打を放っており「フラットな気持ちで打席に立てた。いい流れでチームも勢いづきましたし、非常に良い(試合の)入り方だったと思います」と満足感を示した。