広島が21日、マツダスタジアムでスカウト会議を開き、今秋のドラフト会議に向けて高校生の指名候補を77人から37人に絞り込んだ。

投手では最速157キロ右腕のノースアジア大明桜(秋田)・風間球打、154キロ右腕の高知・森木大智、市和歌山・小園健太(いずれも3年)らを評価。白武佳久スカウト部長(61)は「育成(の指名候補)まで入れた。チームは(右)打者が欲しいと言っている」と説明し、野手では高校通算70本塁打の千葉学芸・有薗直輝内野手、56本塁打の昌平(埼玉)・吉野創士外野手(ともに3年)ら上位候補17人の映像を確認した。