DeNAが1、2軍の6人を一挙に入れ替えた。

23日からの大阪遠征に倉本寿彦内野手(30)、神里和毅外野手(27)、蝦名達夫外野手(23)が1軍に合流。伊藤裕季也内野手、細川成也外野手、宮本秀明外野手が登録抹消された。6人以上を一気に入れ替えるのは五輪での中断時を除くと、4月25日(9人)、5月28日(7人)に次いで今季3度目となる。

倉本は5月9日阪神戦(横浜)で一塁へヘッドスライディングし、左手薬指を負傷。第2関節脱臼、中節骨剥離骨折と診断され、戦線を離脱していた。7月28日のイースタン・リーグ西武戦で実戦復帰。2軍では14試合に出場し、打率2割2分7厘、0本塁打、3打点の成績を残している。

神里は6月1日のソフトバンク戦(横浜)の4回に守備で左足首骨挫傷を負った。7月20日のイースタン・リーグ楽天戦で実戦復帰。2軍では17試合に出場し、打率3割1分3厘、1本塁打、8打点と打撃で存在をアピールした。特に8月に入ってからは打率3割3分3厘、出塁率5割、長打率6割6分7厘でOPS(出塁率+長打率)が1・167と卓越した成績を残した。

大卒2年目の蝦名は今季、4月16日に1軍昇格も、7打数1安打と出番が乏しく、5月10日に登録抹消されていた。ファームでは打率リーグ3位の3割に8本塁打、37打点と好成績。特に8月は打率5割、出塁率5割1分2厘、長打率7割2分2厘、OPS1・234と驚異的な成績を残している。

DeNAは後半戦に入り、上位3チームと対戦して3勝3敗1分け。主砲のオースティンが2試合に欠場している。24日から阪神との3連戦(京セラドーム大阪)に臨む。【斎藤直樹】

【関連記事】DeNAニュース一覧はこちら―>