DeNAが3年ぶりに3者連続アーチをかけた。

7回2死、5番宮崎敏郎が左中間へ先制10号ソロ。ヤクルト奥川恭伸の135キロのカットボールだった。6番ソトは初球の142キロを左翼ポール際へ特大の18号。さらに、7番牧秀悟も128キロのスライダーを左中間スタンドに運び、15号本塁打とした。ここまで奥川にわずか2安打で無得点に抑えられていたが、一気に3連発で突き放した。

DeNAの3者連続本塁打は、18年8月17日広島戦(横浜)の8回に筒香嘉智、宮崎、ソトが放って以来3年ぶり。

宮崎は「打ったのはスライダーです。京山が頑張っていたので、とにかく出塁することを意識して打席に向かいました。一番よい結果になりよかったです」と大粒の汗を流しながら話した。

ソトは「すごく良い感触で捉えることができました。ストライクゾーンに来たボールは積極的にいこうと決めていました。京山が良いピッチングをしていたので、援護することができうれしいです」と興奮気味に話した。

牧は「奥川投手のスライダーに苦しめられていましたが、しっかり自分の形で捉えられました。欲しかった得点を前の打者が取ってくれたおかげで、楽に打席へ入ることができました」と笑顔で話した。【斎藤直樹】

▼DeNAは7回に宮崎、ソト、牧が3者連続本塁打。DeNAの3者以上の連続本塁打は、18年8月17日広島戦(筒香-宮崎-ソト)以来12度目。この日は3人目にルーキーの牧が打って達成。2者連続弾のあとに新人も1発で続いたのは、50年6月4日阪急戦の毎日(呉昌征-別当-戸倉)87年7月1日近鉄戦の阪急(石嶺-簑田-本西)に次ぎ34年ぶり3度目で、セ・リーグでは初のケースだった。

 

▽DeNA宮崎 京山が頑張っていたので、とにかく出塁することを意識して打席に向かいました。一番良い結果になりよかった。

▽DeNAソト すごく良い感触で捉えることができた。ストライクゾーンに来たボールは積極的にいこうと決めていました。京山が良い投球をしていたので、援護できてうれしい。