両チームのスタメンが発表された。阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が7月12日DeNA戦(甲子園)以来、今季4度目のスタメン落ちとなった。

前日28日広島戦では、3度も得点圏に走者を置いて打席を迎えたが、いずれも凡退。8回にはプロで初めて代打を送られベンチに退いた。自己ワーストをさらに更新する24打席ノーヒット中。長いトンネルを抜け出せずにいた。

佐藤輝に代わり2年目の小野寺暖外野手(23)が、「7番右翼」で今季4度目のスタメンとなった。2軍では打率3割1分9厘でリーグ首位打者。打線の起爆剤となれるか。

前日スタメン落ちした大山悠輔内野手(26)は「6番三塁」でスタメン復帰。「5番二塁」には糸原健斗内野手(28)が起用された。連日の打線改造で連敗脱出を図る。

阪神先発は秋山拓巳投手(30)。広島戦は昨季から8勝無敗で、今季も4勝を挙げ防御率1・84と好相性を誇る。

デーゲームで3位ヤクルトが勝利。2位巨人もリードしており、仮に阪神が負ければ一気に3位転落もある。チームの危機を“鯉キラー”の右腕が救えるか。

広島は床田寛樹投手(26)が先発。5月27日西武戦(マツダスタジアム)以来、約3カ月ぶりの1軍登板となる。

 

【スタメン】

 

<阪神>

1(中)近本

2(遊)中野

3(左)ロハス

4(一)サンズ

5(二)糸原

6(三)大山

7(右)小野寺

8(捕)梅野

9(投)秋山

 

<広島>

1(中)野間

2(左)西川

3(遊)小園

4(右)鈴木誠

5(一)坂倉

6(捕)会沢

7(二)菊池

8(三)林

9(投)床田