阪神が広島に3連敗を喫し、4月4日から守り続けていた首位の座から陥落した。

佐藤輝明内野手(22)をベンチスタートに、糸原健斗内野手(28)を5番の置くなど打線のてこ入れを図ったが、広島先発の床田寛樹投手(26)に6回で10三振を喫するなど、無得点と振るわなかった。チームは3位転落となった。試合後の矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。

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-秋山の初回

もちろん、(失策がついた)ジェリー(サンズ)が捕ってやらなあかんと思うし。使っている俺の責任ももちろんあるし。でも全てをそっちのせいにはできないんで。アキ(秋山)もやっぱり味方がエラーした時は自分が頑張るという気持ちで投げてくれているとは思うけど、そういうところでチームワークというのが出てくると思うんで、ちょっと粘ってほしかったかなと。あまりにも簡単に打たれたんで。そこはバッテリーでもうちょっと考えないと。

-カウントの部分か

いやいや、鈴木誠也というバッターに対しての。バッテリーで協力してやっていかないと。

-打線を組み替えたが、あれだけ三振が多いとつながらない

まあまあ、それは三振もアウトやし、別にアウトやから、それはある意味割り切らなあかん部分はあるけどさ、でも相手ピッチャーも、久しぶりに床田見たけど良かったっていうのもあるし、でもそれだけではあまりにも寂しいね、ちゃんと対応できてるのはチカ(近本)だけだったんで、きっかけが何か見つけていかないと。

-佐藤輝のベンチスタートは最近の状態や成績を見てか

もちろん。

-数字上では3位に転落したが、1戦1戦を戦うことは変わらないか

いやいや、まあまあ、もちろん、ずっと上でね、1番でいれることはもちろん一番いいことだし、最終的に一番上にいることが大事だから。それはこういうことは受け止めてるし、別に今どうやから気持ちが下がって落ち込む必要もないしね、前向いてやっていくしかないんでね、今までの自分たちの野球をどうやっていくかだと思うんで。

-甲子園に帰る。切り替えも重要

もちろん、明日休みだけど、毎日試合あるのがプロなんで。そういうところでは自分たちで切り替える努力をしていかなあかんし、他力で変えられるということじゃないんで。自分たちでどう変えるかということをやっていく必要がある。