ヤクルトは勢いを止められた。

巨人との首位攻防戦第2ラウンド。負けられない戦いの中で、安打は6回2死から塩見が三塁前へのボテボテのゴロでもぎ取った内野安打のみ。今季5度目の0封負け。前日は10失点で敗戦も、今季最多タイの16安打で8得点。打線の流れを菅野に完全に断ち切られた。高津監督は「打ち合いに負けて、ロースコアで負けて、これが力の差なのかなと思いましたね」と絞り出した。

外野へ飛んだ打球は3度のみ。低く、際どいコースを攻められ、打ちあぐねた。7回2失点と踏ん張った先発の高橋を援護できず。手痛い1敗となった。

首位巨人と0・5差で迎えた直接対決も、連敗で差を広げられた。逆転優勝へ向けてこれ以上は引き離されたくない。指揮官は「明日は勝ちたい。一戦必勝なので、今日の反省をしっかりして切り替えて、明日の新しい試合に挑みたいと思う」と勝利に飢えていた。

▽ヤクルト高橋(7回4安打2失点)「昨日のゲームの流れからして、とにかく先制点を先に与えないよう、一番にそこを考えてマウンドに上がった。丸さんのホームランは完全に失投でした。そのあとは切り替えて、追加点を与えないよう集中して投げた」

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