DeNAフェルナンド・ロメロ投手(26)が4日、来日初白星を目指して中日17回戦(バンテリンドーム)に臨む。3日は同球場で軽めの調整を行った。前回登板の8月28日巨人戦は6回7安打2失点と好投。中6日での登板に「体のコンディションを整えるところでウエートトレーニングと、いつも以上にストレッチを行いました。ブルペンではストレート、スライダー、チェンジアップの精度を上げることに取り組みました」と話した。

中日戦は、6回途中4失点で降板した、7月11日(バンテリンドーム)以来2度目の対戦となる。警戒する打者は「名前を挙げるとしたらビシエド選手です。また、打線全体としてランナーが出ると積極的になる印象があるので、その中でいかに自分のボールを投げきるかが大事になると思います」と話した。その上で「ストライク先行で、ゾーン内で攻めることが一番大事になると思います」とした。

来日し、8度目の先発となる。徐々に日本の野球に慣れ、投げるたびに防御率を良化させている。「自分のベストをマウンドで出すこと。そして、周りのサポートもあると思うので、自分のピッチングをして、初勝利を勝ち取りたいと思います」と意気込んだ。【斎藤直樹】