DeNA三浦大輔監督(47)が24日、左肘手術後、初めて1軍に合流した東克樹投手(25)について言及した。「順調にリハビリも行われて、ゲームでも投げて、順調に調整できているという報告がきている。(対面し)元気そうな表情をしていました」と話した。

田中健二朗に続き、トミー・ジョン手術明けの投手が1軍に合流となった。「本人もすごく長いリハビリの期間をへてきた。東は健二朗が先に1軍のマウンドで投げて、復帰しているから、すごく励みになっていると思う。リハビリをしている選手の励みになると思う。チームに与える影響は大きいと思う」と話した。

東を28日からのヤクルト戦(神宮)で先発させるとみられる。復帰の時期については「何日までにとは考えてなかった。状態がよくなってきた。今シーズン中に1軍でしっかり投げられるところを本人も確認したいと思うし、今シーズンで少しでも力になりたいと考えている。今シーズンどこかで投げられればと思っている」とした。

18年新人王の東は、昨年2月に左肘の内側側副靭帯(じんたい)の再建手術(トミー・ジョン手術)を受けた。その後は2軍でリハビリ続け、今季はイースタン・リーグで7月11日ロッテ戦で実戦復帰。7試合に登板し、4勝1敗、防御率1・95の成績を残している。最近3試合は74球、94球、103球と球数を伸ばして、3連勝中だ。直近の9月20日日本ハム戦(バッティングパレス相石ひらつか)では7回1/3で10安打6三振4失点だった。