ソフトバンクが9月10日以来、18日ぶりの貯金生活に入った。19年5月から9連敗を喫していた西武高橋を相手に5得点。2回にデスパイネの5号2ラン、甲斐の11号2ランが飛び出した。試合後の工藤公康監督(58)の一問一答は以下の通り。

-デスパイネに続いての甲斐の1発は大きかった

工藤監督 2点も大きいですけどそのあとに2点はもっとね。ピッチャーからすれば大胆にいける気持ちになったと思う。早い回に点を取れたのは非常に大きかった。

-変化球を見逃して直球を仕留めた

工藤監督 攻略という部分では、低めをとにかく見逃し三振でもしょうがないというぐらいの割り切りを持ってやっていきたいと、(小久保)ヘッドからも提案があった。その通りに高い球をしっかり打ってホームランに長打をね。しっかり攻略できたのかなと思います。

-千賀は粘ったが、イニング途中で降板

工藤監督 今日は丁寧にうまく変化球と真っすぐを使えていたように見えます。その辺は自分の調子と西武打線を見ながら投げていたように見えます。110球前後で代わるよという話はしていたので、代えさせていただきました。

-貯金が1。3位楽天とは0・5差に迫った

工藤監督 相手チームがどうのこうのじゃなく、自分たちは勝っていかないといけないと思っていることが、いい結果につながっていると思う。選手たちはすごくしんどいと思うんですけど、他のチームはもっとしんどいんだと思ってやることが次につながる。しんどいのはお互いさまと。常に野球は明るく元気に、楽しく真剣にと言い続けていますので、一戦必勝で頑張ってほしいなと思います。