DeNAはイースタン・リーグの最終戦を4本塁打と長打攻勢で快勝した。

1回、蝦名達夫が9号の先頭打者本塁打を放つと、3番伊藤裕季也も10号ソロで続いた。5回には細川成也が左翼後方にある室内練習場に当てる特大16号アーチ。7回には東妻純平が左中間へ、プロ2年目で初本塁打をマークした。

今季の2軍で野手は、細川がチーム最多の16本塁打だった。伊藤裕の10本、蝦名の9本、森敬斗、益子京右の6本と続いた。細川は昨季の2冠王。今季は1軍定着が望まれていた。高卒2年目の森は後半、1軍に定着する成長を見せた。

チーム最多打点は、ドラフト4位ルーキーの小深田大地の43だった。高卒1年目から4番に座るなど、活躍を見せた。打率は2割1分5厘と低く、チーム最多の108三振を喫したが、4本塁打にチーム2位の15二塁打。長距離砲の片りんを披露した。

投手では、京山将弥がチーム2位の61回で防御率2・36と好成績だった。オープン戦では好調で、1軍の開幕2戦目に抜てきされたが、調子を崩して2軍に。だが、ファームで調子を取り戻し、後半はローテーション投手として1軍でも活躍した。チーム最多のイニング(61回3分の2)を投げたのは上茶谷大河だが、1軍での活躍が求められる存在だ。

育成ドラフト1位の石川達也は、チーム最多タイの4勝を挙げた。防御率も2・35と安定していた。大卒2年目となる来季、飛躍が期待される。

【関連記事】DeNAニュース一覧はこちら―>