西武松井稼頭央2軍監督(45)が4日、イースタン・リーグで打点と本塁打の2冠を達成したルーキー渡部をたたえた。打点は64、本塁打は日本ハム清宮と並ぶ19本塁打をマークした渡部に、松井2軍監督は「本人はね、もっとできたという気持ちがあるかもしれませんが、プロの世界はそんなに甘くないですし、1年目から自分の持ち味を発揮して、2冠を取ったことは素晴らしいことだと思います」と評価した。

渡部は1年目から1軍デビューし、6試合に出場し、打率0割6分3厘、1本塁打、2打点。シーズン後半戦は2軍でプレーし、日本ハム清宮とタイトル争いを演じた。松井2軍監督は「一振りで流れを変えられる打者ですから。4番打者として、まだまだ勉強することはありますが、これはひとつ自信にしてほしいところです」と来季の飛躍に期待した。