DeNAは5日、乙坂智外野手(27)、中井大介内野手(31)ら10選手に、来季の契約を結ばないと通告した。

乙坂は横浜高から11年ドラフト5位でDeNA入団。14年5月31日ロッテ戦のプロ初打席で益田直也から代打本塁打を放った。17年のクライマックス・シリーズでは3ランを放つなど活躍した。今年7月には2軍での調整中に、週刊誌にクラブでの飲酒を報じられ、コロナ禍の球団ルールに反したとして、自宅謹慎処分を科された。

今季は1軍で17試合に出場し、19打数4安打、打率2割1分1厘だった。2軍では65試合に出場し、211打数54安打3本塁打17打点、打率2割5分6厘。3日のイースタン・リーグ最終戦(鎌ケ谷)では日本ハム斎藤佑樹と対戦するなど、3打数無安打1四球だった。1軍通算成績は468試合で676打数155安打10本塁打53打点、打率2割2分9厘。

中井は07年高校生ドラフト3巡目で巨人に入団。19年にDeNAに加入し、代打やユーティリティー選手として活躍した。今季1軍は12試合で14打数1安打、打率7分1厘だった。2軍では39試合に出場し、101打数28安打1本塁打13打点、打率2割7分7厘だった。1軍通算成績は505試合で936打数227安打16本塁打65打点、打率2割4分3厘。

他に斎藤俊介投手(27)、勝又温史投手(21)、飯塚悟史投手(24)、進藤拓也投手(29)、武藤祐太投手(32)、風張蓮投手(28)、笠井崇正投手(27)、レミー・コルデロ投手(23)の8選手が来季契約を結ばないと通告された。勝又は育成枠で再契約となる見込み。

斎藤と飯塚は8月に右肘のクリーニング手術を行ったばかりだった。