ソフトバンクは今季12度目の0封負けで、自力CS進出の可能性が消滅した。試合後の工藤公康監督(58)の一問一答は以下の通り。

-先発マルティネスは7回途中3失点と粘った

工藤監督 悪くなかったと思いますよ。普段と一緒という風に見えました。2点を取られたあそこ(7回)じゃないですかね。

-打線は4回1死満塁の好機で流れをつかみ損ねた

工藤監督 そうなってしまいます。でも、あそこ(4回1死満塁)でリチャードを変えるっていう選択肢はないです。だったら何のために出しているのかっていう話になるので。その結果においてはしようがない。それは僕らが選手を選んで出しているので、こちら側の責任です。

-ビハインドの8回にモイネロを投入。逆転を信じての起用だったのか

工藤監督 そうです。(攻撃が)8、9回とあったんでね。ちょっといってもらおうとピッチングコーチと話をした上でだったんですけど、ああいうこともありますよ。いつも調子がいいというわけではないのでね。

-1死も奪えずに2安打2四死球2失点

工藤監督 どこかが悪いところがあるというわけではない。トレーナーの報告にもおかしいという報告は聞いてないので、それはないと思います。

-自力CS進出の可能性が消滅。今の位置をどう捉えている

工藤監督 毎日が大切な試合なので、負けたらその分開くのでね。1敗というのは1歩後退というわけではなく、2歩だと思う。勝つと負けるでは2ゲーム違うのでね。後退した分は勝っていくしかない。勝っていってCSは見えてくる。引き分けではどうすることもできない。そこはしっかり勝つために、僕もコーチ陣も含めてどうしていくかを考えて。選手もしっかり実行できるように伝えていく。また明日もゲームは続くので、下がった分だけ前に進みましょう。