ウエスタン・リーグ王者の阪神2軍がイースタン・リーグ王者のロッテを逆転勝利で下し、ファーム日本一に輝いた。
2点ビハインドの9回に3安打を集め3得点で逆転に成功した。
先発の村上は時折激しい雨も降っていたが気にする様子もなく、6回2失点(自責1)にまとめた。0-2の7回には2番手藤浪が最速162キロを投じるなど、完璧な投球を見せ、ゼロで封じた。8回は斎藤が3者凡退に打ち取り、逆転への流れをつくった。
阪神が全員野球の逆転勝利で、3年ぶり6度目の日本一の栄光をつかんだ。
阪神平田2軍監督の優勝監督インタビューは以下の通り。
◇ ◇ ◇
-ファーム日本一おめでとうございます!
平田2軍監督 (スタンドに手を振り)ありがとうございます! ありがとう
! ありがとうございます! ありがとうございます!
-見事な逆転劇。率直な気持ち
平田2軍監督 率直な気持ちはね…、半分諦めてました。シーズン中の終盤の由宇(広島戦)で9回に2点負けていて、9回に4点取ってマジック1という形を作ったんですけど、ロッテは強かったね。ですから今日はね、半分…、もうちょっとかな、諦めかけてたところで、やはり僕らが鍛えた選手だね。選手たちは最後まで諦めずにやったということは、本当コーチのみなさんの、日頃の鍛錬のおかげですよ。
-9回は3得点で逆転
平田2軍監督 まず高山がね、珍しくヒットで出て。チャンスで打てないんだけど、こういうトップバッターの時は頼りになる。その後に栄枝、片山のフォアボールも大きかったし、バントを一発で決めた長坂、若い遠藤が続いたというところは、非常に今年のシーズンを象徴するゲームでしたね。
-先発村上が途中まで完璧な投球
平田2軍監督 あの2点はダメ! 今日の村上なら6回、ゼロに抑えないといけない。それぐらいのレベルに上がってきていますのでね。そのへんはまだまだこれから、村上には課題が出てよかったなと。藤浪、斎藤、このへんはこれぐらい投げてくれないと困りますし。岩田将がね、9回、プレッシャーかかるところで最後のフォアボールはいただけませんけど、2人しっかりアウト取って。最後は尾仲さすがだね! シーズン中は失投ばっかりしてたのがきっちり、ショートゴロに打ち取ってくれました。
-目指すべきところはここではない
平田2軍監督 まだ1軍は十数試合、まだまだしびれる優勝争いしているゲームに臨んでいますので。やはり今日の経験を生かして、1軍の戦力になるように。また月曜からのフェニックス(リーグ)でレベルを上げて、必ずまたね。クライマックス、日本シリーズと今日出た選手たちが活躍するのを楽しみにしていてください!
-最後にファンへメッセージ
平田2軍監督 今日ね、ひたむきにやった選手たち、必ず1軍で活躍しますので、どうかみなさん楽しみにしておいてください! 今日はありがとうございました!