大学屈指の遊撃手、関大の野口智哉(4年=鳴門渦潮)は、オリックスから2位指名を受けた。

ドラフト前の関西学生リーグ京大戦の6回2死からソロ本塁打を放った。「完璧でした。2-0のカウントで、真っすぐ勝負してくると。真っすぐが来たので力みなくはじけて、とてもよかったです」と話していた。

チームは前日10日にリーグ優勝を決めており、野口もパ・リーグ優勝争いを展開するオリックスから上位指名を受けた。

ドラフト後の会見では「高い評価もらってうれしいです。小学生の時にオリックスジュニアに入っていたので、何かの縁を感じます。これから活躍して指名してよかったと思ってもらいたい」と話し、目標の選手には「(遊撃手で)巨人の坂本選手、オリックスでは吉田選手のような打撃を目指したいです」と話した。

 

◆野口智哉(のぐち・ともや)1999年(平11)9月20日、奈良県橿原市生まれ。鳴門渦潮高から関大。50メートル走6秒0、遠投120メートルと走攻守3拍子そろった遊撃手。181センチ83キロ。右投げ左打ち。