オリックス田嶋大樹投手が、無心の投球を誓った。19日楽天戦(京セラドーム大阪)に先発。

首位争いの緊迫マウンドでも「やることは変わらない。いつも通り目の前の打者に集中して投げられたら」と淡々と話した。

ロッテが勝ち、9月30日以来の2位に転落。ロッテのマジックも6に減ったが、残り試合の結果次第で優勝も十分にある。田嶋は今季の楽天戦は5試合に先発して防御率1・09と好相性だが「あまり思い込まずに流れに身を任せてやれるのがいい」と自然体で挑む。

優勝するための白星数など、気になる数字が並ぶが「頑張ったオマケという認識で試合に入った方が気楽にいける」とあっさり。「試合はどのみち避けられないし、やるだけ」と目の前の一戦に全力を尽くす。

20日同戦は山崎福、21日西武戦(京セラドーム大阪)は宮城と「左3枚」を投入。シーズン最終戦の25日楽天戦(楽天生命パーク)はエース山本がスタンバイ。悲願のVへ総力で挑む。