今季限りの引退を表明している巨人大竹寛投手(38)が、3月30日以来、約7カ月ぶりに1軍に昇格した。

今季は開幕1軍もシーズン途中に膝痛を発症し、引退を決断。プロ20年間で通算102勝101敗17セーブ、防御率は3・77。1軍登板となれば、3月30日の中日戦(バンテリンドーム)以来、今季4試合目、通算376試合目となる。

代わりに、同じく今季限りで引退を表明している亀井善行外野手(39)が出場選手登録を抹消された。レギュラーシーズンでの本拠地最終戦となった前日23日のヤクルト戦(東京ドーム)では、5回に代打で出場し、三ゴロに終わった。試合後には、引退セレモニーが行われた。

21日の亀井の引退会見にサプライズで登場した原辰徳監督(63)は「戦いは残ってます。『困ったときの亀ちゃん頼み』は、まだ卒業しないということを誓って、ねぎらいの言葉とさせて頂きます」と、今後の起用も示唆していた。

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