巨人戸郷翔征投手(21)が4回6失点で、自身初の2ケタ10勝を逃した。

3回までヤクルト打線をパーフェクトに封じ込めていたが、4回に捕まった。内野安打と2四死球で無死満塁のピンチを招くと、村上、サンタナに連続で適時打を浴び3点を献上した。さらに2死満塁から投手の原に左翼線への走者一掃3点適時二塁打を許し、打者一巡で一挙6失点を喫した。

前半戦で8勝を挙げ、自己最多の2ケタ勝利へ視界は良好だった。後半戦に入ってからは一転、12戦1勝と苦しんだ。リーグ最終戦のこの日も振るわず、5戦勝ちなしでシーズンを終えた。開幕前に「昨季できなかった2桁勝利を」と掲げた目標は来年以降にお預けになった。

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