パ・リーグのレギュラーシーズン全日程が30日に終了し、史上初めて4選手が盗塁王に輝いた。

29日終了時点でロッテ和田康士朗外野手(22)と西武源田壮亮内野手(28)が24盗塁でリーグトップで並んでいた。リーグ最終戦の30日、ロッテ対日本ハム25回戦(ZOZOマリン)の3回にロッテ荻野貴司外野手(36)が二盗に成功し、24盗塁で並んだ。さらに同試合の7回には、代走で出塁した日本ハム西川遥輝外野手(29)も24個目の盗塁に成功した。西川は4度目、荻野、源田、和田の3人はキャリア初の同タイトル獲得となった。

昨季盗塁王のソフトバンク周東佑京内野手(25)や、シーズン序盤に44試合で20盗塁した西武若林楽人外野手(23)が、ともにシーズン途中で離脱。混戦模様となっていた。

▽西武源田(24盗塁でパ・リーグ最多盗塁者賞を初受賞)「盗塁は、打席にいる打者の1球や2球を犠牲にしてしまいますし、自分1人では達成できないものですので、周りの選手たちに感謝の気持ちでいっぱいです」