今シーズン限りで現役を引退するヤクルト雄平が、最後の試合に出場した。

チーム今季最終戦となるこの日に出場選手登録され、ベンチスタート。5回裏終了時に、球場スクリーンで現役生活を振り返るVTRが放映された。その後、花束を贈られ、スタンドからの拍手に一礼で応えた。すぐに花束からグラブに持ち替え、6回から右翼の守備に就き、今季初出場。7回には先頭で打席に立ち、カウント2-1から、広島森浦の外角146キロ直球を左前に運んだ。一塁ベース上でガッツポーズを見せると、ヤクルトベンチと球場が沸き、広島ベンチからも拍手が送られた。

8回2死一塁で迎えた現役最終打席は二ゴロ。再び温かい拍手に包まれた。試合終了までプレーを続け、19年の現役生活に別れを告げた。