日本ハムの背番号「57」を着用したのはこれまで9選手。最長は森範行(85~96年)の12年。プロ初安打が本塁打と鮮烈なデビューを飾ったが、通算では124安打に終わった。引退後はスカウトに就任した。

98年から背負った飯山裕志が10年で続く。内野全ポジションを守れるユーティリティー性が重宝され、守備固めとして活躍。08年から背番号を「4」に変更し、引退する17年まで背負った。ファンから愛され、守備固めとして類を見ない20年間のプロ生活を送った。引退後の18年から2軍内野守備コーチ、20年からは1軍の内野守備コーチを務めている。

現在は帯広出身の杉浦稔大が着用。17年7月にヤクルトからトレード加入。当初はケガの影響でリハビリが続いたが、18年に先発で移籍後初勝利。今季は守護神を任され56試合に登板。リーグ3位の28セーブを挙げた。