日本ハムは18日、新庄剛志BIGBOSS(監督=49)が率いる22年シーズンのコーチングスタッフを発表した。1軍打撃部門は実質的に、今夏の東京オリンピック(五輪)で侍ジャパンを金メダルに導いた監督&ヘッドコーチがタッグを組んで見ることになりそうだ。

21年シーズンは打撃コーチ3人体制だったが、22年は同職の肩書が付くのは野手総合コーチと兼任する金子誠野手総合コーチ(45)のみ(金子コーチに打撃部門の肩書が付くのは、打撃チーフ兼作戦コーチだった19年以来3年ぶり)となった。3人から1人と2人減に見えるが、新庄監督が4日の就任会見で「あなたはGM兼左打者専用の打撃コーチを、ジャージーを着てやってください」と話したように、稲葉篤紀GM(49)も選手にアドバイスを送る役目も任されており、秋季キャンプでも熱心に清宮幸太郎内野手(22)ら若手を指導した。

侍ジャパンでも稲葉監督、金子ヘッドコーチで金メダルメンバーを束ねた名コンビが、フロント&コーチの間柄という異色のコンビを再結成し、得点力不足が課題のチーム打撃の改善を図ることになりそうだ。

1軍コーチングスタッフは以下の通り。

【1軍】

■監督 1 新庄剛志

■ヘッドコーチ 77 林孝哉(アマスカウトから配置転換)

■投手コーチ 89 武田勝

■投手コーチ 82 加藤武治(2軍同職から配置転換)

■投手コーチ 83 島■(■は崎の大が立の下の横棒なし)毅(2軍同職から配置転換)

■野手総合コーチ兼打撃コーチ 88 金子誠(22年から打撃コーチ兼務)

■バッテリーコーチ 72 山田勝彦(新任、前阪神2軍バッテリーコーチ)

■内野守備走塁コーチ 78 稲田直人(新任)

■外野守備走塁コーチ 76 紺田敏正(2軍同職から配置転換)