チームトップの11勝をマークした西武の高橋光成投手(24)は、2つの“スタイル”の成長を誓った。今季を振り返り「(勝利数が)キャリアハイにはなりましたが、悔しかったです。まだまだやれたんじゃないか」と、現状には満足していない様子だ。

ピッチングスタイルの強化を図る。今季の投球回数は173回2/3。これまでの最多、19年の123回2/3を大きく上回り「その分、疲労がたまってきた時に今までと違う部分がありました。根本的にペースをもっと上げていくために、体力強化が必要だと思います」と、この秋はトレーニングに励んでいる。その強化メニューについては「秘密の特訓です。すごいやつやってますよ」と、ニヤリと明言は避けた。

ヘアースタイルにもこだわりがある。今季は験担ぎの長髪が話題になった。「ちょっと迷ってて、アフロいきたいなと。アフロに魅力を感じるんですよね…。特に理由はないですけど」と、笑顔で話した。来季は投球も髪形も成長を遂げた“アフロ高橋”が、お目にかかれるかもしれない。