元ヤクルト監督の真中満氏(50)が始球式を行った。

背番号「2015」のユニホーム姿で登場。左腕から山なりの球を高めに投げ込み、オリックス福田から空振りを奪うと笑顔でガッツポーズを見せた。

球団を通じて「プロ野球での始球式は初めてで、とても緊張感がありました。スタンドにいるファンの方々から拍手をいただいて、久しぶりに球場の雰囲気を生で味わうことができてうれしかった。カーブでストライクを取ろうとしたんですが、中村が思わず立ってしまったので、座っていたらストライクだったはずです。今年の日本シリーズは本当に、競ったいい試合が続いていて目が離せません。いち野球ファンとして見ていてとても楽しい。これからも熱い戦いを見せてほしいです」とコメント。

真中氏は15年から17年まで監督を務めた。就任1年目の15年には、前年まで2年連続最下位だったヤクルトを14年ぶりのリーグ優勝に導き、日本シリーズに進出した。