逆転に次ぐ逆転の末、ヤクルトが“本拠地”東京ドームで勝利した。「SMBC日本シリーズ2021」第3戦は1点を追う7回2死一塁、ヤクルトのドミンゴ・サンタナ外野手(29)が、右翼スタンドへ逆転2ランをたき込んだ。

先発の小川泰弘投手(31)が6回3失点(自責2)。オリックス主砲の杉本に2ランを浴びるなど悔しいマウンドとなったが、打線が奮起。これで対戦成績を2勝1敗とした。

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石山がシリーズ初勝利。石山は公式戦で通算23勝しているが今季は0勝。シーズン0勝の投手が日本シリーズで白星は、20年<4>戦松本(ソフトバンク)以来7人目。

 

▽ヤクルト石山(中継ぎでイニングまたぎし、1回1/3を無安打に抑え勝利投手) (7回は)満塁だったので、とりあえず打者をどう三振にとるか、打ち取るかということだけを考えていた。みんなでつないでやっているというのが出た今日の試合。みんなに力を借りたというか、今まで助けられていた分、なんとか助けられてたかなと思います。