楽天浅村栄斗内野手がシンプル思考で猛打を誓った。仙台市内の球団事務所で契約更改に臨み、現状維持の年俸5億円プラス出来高でサイン。4年契約の3年目となる今季は打率2割6分9厘、18本塁打、67打点と苦しんだ。6年連続となる全試合出場を果たしたが、成績にはまったく納得できていない。「いろんなことを試行錯誤をしながら、最初から最後までやった。こういうシーズンがあって、よかったと言えるシーズンにしないといけない」。そして来季の目標を問われ、打率「3割」、本塁打「40本近く」、打点「100以上」と高い数字を設定した。

今季は打席で考えすぎていた反省があるという。その意識を変えていく。「シンプルにやろうかな。あんまり自分は考えてもできないタイプ」。無駄な思考をそぎ落として、投手と対峙(たいじ)し、好球必打する。日本一のためには中軸の大活躍が欠かせない。

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