オリックス比嘉幹貴投手(39)が10日、大阪・舞洲の球団施設で行われた契約更改交渉で、今季年俸2100万円から700万円増の2800万円でサインした。

来年40歳を迎える変則サイド右腕は「リーグ優勝できて良い年だった。(来季は)開幕1軍で、1年間1軍を目指したい」とフル回転を誓った。

今季は32試合に登板し、1勝0敗11ホールドで、防御率は1・77の成績だった。会見では「勝ち星は先発投手につけばいいと思っている。中継ぎ投手の評価は…難しいですよね」と苦笑いで話した。

思わぬアップ査定もあった。下交渉に臨んだ7日は自身の39歳誕生日。「今日、誕生日なんです」と球団に伝えると100万円の昇給上積みがあったことを明かし「(福良)GMに上げてもらいました」と笑みを浮かべた。(金額は推定)