中日からFA宣言した又吉克樹投手(31)が12日、交渉解禁後初めてナゴヤ球場に姿を見せた。

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獲得に名乗りをあげているソフトバンクなど、他球団との具体的な交渉経過などについて口を閉ざしたが「いい経験はしていると思う。(結論は)どうなるか分からないが、与えられた場所で頑張りたい」と話した。

「どうなろうが来年は絶対くるので体は動かしておかないといけませんから」。そう話したFA右腕はナゴヤ球場の外野で黙々と走り込みを続けた。他球団との交渉状況については「表立ってやることではないですし、コロナ禍なので難しい」と公開交渉にいたらない現状を説明した。

中日からはすでに3年総額4億円をベースとした条件提示を受けており、他球団からの条件が出そろった時点で結論を出す意向に変わりはない。「一度、頭を整理したい」とも話しており、13日からは名古屋を離れて熟考期間に入ることになりそうだ。