ロッテ益田直也投手(32)が22年シーズンもチームの選手会長を留任する。2年連続2位。思いは強い。
「みんなもあんなに必死にやったことはないと思うので、正直。目の前の勝ちに貪欲にやっていました。あの経験を来年は生かさないといけないので。それが皆が143試合の1試合目から出るにはどうしたらいいかを考えてやっていかないといけないです」
年が明ければ、温暖な石垣島へ飛ぶ予定だ。ともに自主トレを行うのは10人前後。二木、岩下ら大半が投手陣で、大半が年下の選手になる。2年続けて、南国でスタートを切る。
じっくり、というわけではないようだ。
「自分でいうのもあれなんですけど(練習内容は)ちょっときついかなと。でも付いてきてほしい。僕たち(の年齢)とかでもこんなにやっているぞというのを見せたいと思います。こういう厳しい世界で勝つためには、こういうことをしなきゃいけない。そういうのを背中で見せられればいいかないと思います」
ランニングやキャッチボールを中心に、昨年に引き続き体の使い方などの面でも高め合っていく構えだ。「捕手は打撃もあるので。僕らも終わったら最後まで付き合って。打ち方は分からないですけど、体の使い方はトレーナーの方も見えますし、そういう部分を一緒にやっていきたいです」と実のある日々を描く。
38セーブでセーブ王に輝いたが、開幕3連戦で自身は2敗を喫した。「本当にいい経験になったシーズンでした」。どん底からのスタートも「何かを変えるというようなことはしなかったので。ちゃんと自分を信じて最後までやれたのが、よかったことかなと思います」と振り返る。
9イニング制の今季は同点時の登板も多く、4年連続で50試合以上の登板となった。「基本的に肩、ひじが疲れたシーズンは(これまでも)そんなになかったので。1年間やると、しんどい時期はあるけれど、そんなに特に代わり映えなく過ごせたかなと思います」と年明けへの準備もしっかりできている。
19年に国内FA権を獲得したが「ロッテで優勝したい」とそのオフに残留を決め、3年契約を結んだ。来季こそ悲願達成を。シーズン後には「本当にあと少し。そんなに個人の差はなかったと思います」とV逸の悔しさを話した。あと少し。思いを強く共有し、キャンプへ臨む。【金子真仁】



