阪神は23日、来年2月のキャンプを2年ぶりに有観客で行うと発表した。例年通り1軍は沖縄・宜野座村、2軍は高知・安芸市で行う。休日などのキャンプ日程は後日発表される。

ファンの入場は1、2軍ともメイン球場のスタンド席とサブグラウンドを観覧可能な一部エリアのみに制限される。ブルペンや室内練習場などは見学できない。

入場者は人数制限があり、事前予約が必要となる。事前予約はインターネットでの受け付けを予定し、予約方法が決まり次第、後日発表される。

入場者にはワクチン検査パッケージを適用する。

<1>入場、観覧日の事前予約(申込)を実施し、完了メール等を受信、保有している。

<2>新型コロナウイルス感染症ワクチンの2回目接種後2週間以上経過。または観覧の3日前以降に検体採取を行ったPCR検査等の結果が陰性。

<3><2>記載のいずれかを証明できる書類等を保有し、観覧当日に現地で身分証明書の提示および本人確認が(<1>および<2>を実施した本人であることが証明)できる。

<4>事前予約時やキャンプ地で案内する感染対策に関する注意事項等に同意できる。なお、12歳未満については<1>~<4>を満たす保護者または成人の引率者が同伴している場合、<2>は不要、<1>(事前予約)、<3>(身分証明書の提示)、<4>を満たせば入場できる。4歳未満は<1>~<4>を満たす保護者が同伴している場合、<1>~<3>のいずれも不要。

入場時には検温を実施し発熱(37度5分以上など)や体調不良、マスク不着用などの場合は入場できない。

監督・コーチ・選手らとの直接のふれあいやイベント(サイン会・ステージイベント、トークショー、グリーティングなど)は行わない。感染対策のうえ実施可能なファンサービスを検討している。

今春のキャンプは無観客での開催となった。今後の感染状況により、変更となる場合はあるが、来季はファンに囲まれたにぎやかな球春に戻りそうだ。