阪神名物「デスノック」の後にごほうびが待っていた。15日、沖縄・宜野座キャンプのサブグラウンドで矢野燿大監督(53)が13日に続いて若手内野手にノックの雨を降らせた。

二塁の位置で熊谷敬宥(26)と遠藤成(20)、高寺望夢(19)が指揮官の放つ打球を受け続け、息も絶え絶えだった。

終了後、遠藤と高寺が「アイス食べたいです!」と久慈照嘉内野守備走塁コーチ(52)におねだり。同コーチは笑顔で「おう、いいぞ」と自動販売機まで戻り、遠藤にチョコミント、高寺に抹茶のアイスをプレゼントした。この日の宜野座は沖縄らしい晴天で日差しも強く、汗まみれの2人はおいしそうにほおばった。